2020年の東京オリンピックまでに飲食店を全面禁煙にするなんて言われてますね。
別にそれに反対する気はないんですが、それよりももっと先にやることがあるのでは?と思いました。
それは、クレジットカード決済の普及です。
え?今でも普及してるじゃんと思われるかもしれませんが、もっと普及しないとまずいことになると思ってます。
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海外はクレジットカード決済がメイン
私はここ最近ハワイ、シンガポール、カナダと旅行に行きました。
その時に感じたことの一つに、クレジットカード決済の普及率の高さがあります。
私の経験では、海外のホテル、ショッピングモール、飲食店はもちろんのこと、電車の切符や屋台での買い物までクレジットカードが使えました。逆にクレジットカードが使えない店を探す方が困難なレベルです。
外国人が日本に来た時に考えられる問題
そんな文化圏で生きている人々が日本に大挙したらどうなると思いますか?
ちゃんと下調べをして現金を多めに持ってくる人もいるでしょう。観光ガイドブックなどを見たら日本に行く際の注意点として「クレジットカードが使えない店が多いので現金を多めに用意して置くべし!」なんてかかれてるかもしれません。
ただ、全員がそういう前情報を入れてくる人ばかりじゃありません。
郷に入っては郷に従えと言われるかもしれませんが、現実問題として考えられるトラブルを挙げてみます。
食事をしたのに現金を持っていない
例えばレストランで食事をした外国人がクレジットカードしか持っていなかったら?
個人店の居酒屋や結構有名なチェーン店でもまだまだクレジットカードが使えない店はたくさんあります。
実際にこういうケースが起こったらどうなるんでしょうか。英語があまり話せない店員と外国語で説明してくる外国人。埒があかないと思います。最終的には警察でも呼ぶんでしょうか。
しかし、そこで拘束される人件費は?
クレジットカード決済が可能なら、どちらも言葉は理解できなくても、カードを渡すだけで解決します。
クレジットカード会社に支払う加盟店手数料は発生しますが、トータルで見てどちらがプラスになるんでしょうか。
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レジの混雑
これも上の問題に付随する内容です。
中にはちゃんと現金を持ってくる人もいるでしょう。
ただ、海外で現金で払うのって予想以上に計算が大変です。お札はともかく、コインがわけわかりません。
私も海外旅行に行った際、現金で会計したことがありますが、多分小銭を全部足せばぴったり払えるだろう場面でも結局大きい札で払ってしまうケースがありました。
なぜなら、その国のコインの種類をちゃんと把握できてないからです。
自分が持ってるコインがいくらなのか、結局全部出してみてこれは100円?これは?50円?なんてレジでやる勇気がなかったからなんですが、札がなくなったらコインで払うしかありません。別に悪いことではないですが、現実問題としてレジの大渋滞が起こることが考えられます。
機会損失
クレジットカードが使えてたら買い物してくれてたかもしれないお客さんも、カードが使えないとなると買い物を控えるかもしれません。他国の税金をちゃんと調べてくる人もそんなにいませんし、値段を見ただけで即座に消費税込みの価格を計算できる旅行者なんて稀だと思います。
結局自分がそれを変えるだけのお金を持ってるかどうかもわからない、そもそも次に行く予定のお店がクレジットカードを使えるかどうかわからないから余計な出費をするわけにはいかない、なんて思考で本来消費されるべきだった機会を失うケースも十分考えられます。
一番避けたい問題
このようなレジでのゴタゴタが頻発すると、日本人が外国人観光客に対してネガティブなイメージを抱く懸念があります。逆もしかりです。
「日本に来るなら日本のことを勉強してこい」なんていうのは簡単ですが、できるところは改善していきませんかという提案です。
せっかく日本に観光に来てもらったのにこんなところでマイナスイメージを持って帰ってほしくはありませんし、日本人が「マナーのない外人は来るな!」なんて言ってる姿も見たくありません。
私自身、海外旅行へ行って、やっぱり日本は素晴らしい国だと再認識しました。なので、旅行に来た人にも日本は素晴らしい国だったと思ってもらいたいです。
クレジットカード決済を普及させるだけで解決できる問題はたくさんあると思います。
おわりに
なんだかネガティブなことばかり書いてしまい申し訳ありません。
あくまで私自身が海外旅行に行って、クレジットカードに助けられた場面が何度もあったのでこのようなエントリを書かせていただけました。
手数料等、店側からしたらクレジットカード決済を導入できない理由もあると思います。なので、これは国が主導になって動くべき問題ではないかなとも思います。
こないだも、とある居酒屋でクレジットカードで決済しようとしたら「割引がなくなるけどいいか?」なんて言われました。なかなか先は長い問題だと思います。
オリンピックまであと3年、少しでもよい方向に動くといいなと思います。
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