この記事では、名古屋飛行場(県営名古屋空港、小牧空港)への行き方、ターミナルビル内の様子、歴史などをご紹介します。
目次
名古屋飛行場とは
私たちの世代の記憶では、今の中部国際空港セントレアができる2005年までは、名古屋空港といえばここのことでした。セントレアの開港により、いまではFDAのみ運航しています。国内の(言ってはいけないですが)マイナーな場所へ運航しているイメージです。
就航都市
東北 : 青森、いわて花巻、山形
北陸 : 新潟
中国 : 出雲
四国 : 高知
九州 : 北九州、福岡、熊本
名古屋飛行場という名前ですが、愛知県の小牧市というところにあります。地元の人は小牧空港って呼ぶことが多いです。
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名古屋飛行場の歴史
今の場所に空港がオープンしたのは戦時中の1944年だそうで、当時は「小牧陸軍飛行場」という名前だったそうです。敗戦により一時はアメリカに接収されましたが、1958年に再び管理権が日本に返還されました。
1952年より羽田ー名古屋ー伊丹の定期便が就航し、以降は愛知県の玄関口として国際便も含め様々な便が就航されましたが、2005年の中部国際空港セントレアの開港により、ほとんどの便がそちらに移動しました。
かの有名な中華航空機墜落事故(1994年)が起こったのもこの旧名古屋空港です。
名古屋飛行場の行き方
名古屋飛行場は愛知県の小牧市にあります。名古屋市ではありません。
公共交通機関では、最終的にバスに乗ることになります。
近くの駅からでもバスでないと厳しい距離です。名古屋駅から行こうとするなら、直接名鉄名古屋駅付近のバス乗り場から直通のバスで行った方が楽だと思います。
というわけで行ってきました。名古屋飛行場は航空法上の名前なので、ターミナルビルには「名古屋空港」とあります。
駐車場は1時間以内なら無料、その後は1時間100円です。かなり良心的ですね。車があるなら車で行った方がいいかもしれません。
駐車場とターミナルビルの位置関係はこんな感じです。駐車場から1分もかかりません。
名古屋飛行場の様子
ターミナルビルの中に入るとまず目に入るのが、FDA(フジドリームエアラインズ)のカウンターです。現在ここ名古屋飛行場に唯一就航している航空会社です。
そのほとんどがJALとのコードシェア便になります。
左を見るとお土産売り場です。
コンビニも入っているので食べ物も豊富です。
FDAグッズも売ってます。
なぜか熊本土産も…
飲食店もありました。
こちらは喫茶店
こちらがご飯屋さんです。名古屋飛行場の飲食店はこの2店のみです。
がらんとしたバゲージクレーム
これが1階にあるもののすべてです。正直かなり狭いです。
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展望デッキもあり
3階には展望デッキがあります。
展望デッキの営業時間は7:00〜18:45です。
このターミナルビル内で一番人がいました笑。
FDAの飛行機がいました。発着便が少ないため離着陸シーンは見れませんでした。
遠くには小型も。
後ろを向くとNAGOYAの文字が。
近隣にはショッピング施設も
名古屋飛行場の近くには「エアポートウォーク」というショッピングモールがあります。
エアポートウォークなんて名前ですが、空港から歩いて行こうとしたら30分くらいかかると思うので車で行きましょう。5分くらいです。
レストランもあり
映画館もあります。
中はイオンみたいな専門店街になってます。
こちらにも名古屋飛行場の電光掲示板があるので運行情報がリアルタイムに分かります。
最後に
今ではすっかり名古屋といえばセントレアという感じになりましたが、この名古屋飛行場も趣があっていい空港だと思います。
観光やデートにいかがでしょうか?
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