昨年の年末、知り合いたちと忘年会をした時に他のお客さんが靴の履き間違いをし、そのまま靴が戻ってこなかった話をします。
帰ろうとしたら…
その日は12月の下旬でした。名古屋市内のとある居酒屋で友達同士で忘年会をしました。年の瀬ということもあり、店内は満席だったと思います。
こちらの集まりは30人近くの参加者がおり、3時間の飲み放題だったので、かなり盛り上がりました。
22時も過ぎ、いよいよ帰ろうとしたその時です。座敷から下駄箱へ向かい、自分の靴を探します。
すると、靴がないんです。
私は紺色のスニーカーを履いてました。自分で言うのもなんですが、わりとオシャレなやつです。盗まれるくらいですし。オシャレでない靴は盗まれません。
あれーおかしいなと思いつつ、全員が出て行くのを待ってました。最後に靴が残るようなことがあれば、その靴の持ち主が間違えたのだろうと。もしかしたら仲間内にいるかもしれませんし。
そして確かに一つだけ靴が残りました。
画像検索で一番に出てきたような靴が残されてました。この画像の左上みたいなタイプの靴です。検索ワードに他意はありません。一目でこの中にはいないなというのが分かってしまいました。
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店側の対応はどうだったか
パニックになるかと思いましたが、酒も入っててリラックスしていたので冷静に対処しました。とりあえず店長さんを呼び、靴を紛失した旨を伝えました。
その店の作りとして、座敷席の手前にカギのない下駄箱があり、入店して座敷に上がる時は手前で靴を脱いだら後は店員さんが下駄箱に入れてくれるシステムでした。そして帰りは自分で靴を出して履いて帰るようになってます。
座敷タイプの居酒屋は3種類に分かれます。下駄箱に鍵があるタイプ、靴をビニール袋に入れて自分で管理するタイプ、そして今回のカギのない下駄箱タイプです。
なので、自分は店員さんに「ここで靴を脱いで置いていってください」と言われた旨を伝えました。店側もその様にオペレートしていることを認めました。
とりあえずその日予約していたグループの幹事さんに連絡を取り、靴を間違えて履いていった人がいないかを確認してもらうこと、もし出てこなかった場合は購入金額を弁償してもらうことで話がつきました。
そんなわけでその日は居酒屋のトイレ用スリッパで帰りました。完全にヤバい人です。
年の瀬にこんなボロボロのスリッパで家に帰る悲しみ…
その後の対応
他の居酒屋グループがどんな集まりかは知りませんが、年末年始の間は確認を取ることが難しいだろうと思い、年が明け一週間ほどたったとこで再度連絡をしました。
結果、やはりどのグループからも靴は見つからなかったと。まあそうですよね。
仮に履き間違いに気づいたとしてもそれを伝えるのめちゃくちゃ気まずいですもんね。隠したくなるのも分かります。
そんなわけで、お店側に購入金額を銀行口座に振り込んでもらうことで話がつきました。お店の方には本当に誠実に対応してもらえました。ネットで検索すると客の自己責任で片付けられるケースもあるそうです。
まあそんなことになったらクレジットカードの補償はどうなのかみたいな記事を書いていたかもしれません笑。そしたら警察呼んだりとかしなきゃいけないんでかなり厄介なことになってたとは思いますが。
先ほど入金を確認したのでこうして記事にしています。しかしあの靴はもう戻ってこないので残念です。気に入ってたのに…
最後に
居酒屋の特性上、酔っ払う人が多いので、靴の履き間違えって割と起こってるんじゃないかと思います。
それを踏まえて、座敷のある居酒屋はカギ付きのロッカーを設置するのが一番いいと思います。安全ですし、なにより余計なトラブルを減らせます。
ただ、店の面積の関係でなかなかそうもいかないんでしょうね。難しいところです。
今回はお店側の誠実な対応によって救われましたが、これがもし自分の責任と言われたらもうどうしようもないですもんね。裁判なんて現実的じゃないですし。自分でシューズケースを用意するしかないんでしょうか。それかめちゃくちゃ目立つ靴を履くとか…
皆さんも居酒屋では十分お気をつけください。間違う人、間違われる人どちらにもなりませんように…
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