この記事では、実際に私が予約していた最終便の飛行機が欠航になってしまったため、問い合わせをした流れとその補償内容を解説します。
目次
スポンサーリンク
欠航メールが届く
さて、今年は子供が生まれたこともあり、大好きな野外音楽フェスは自重しようと思っていたのですが、最高の妻から「一回くらい行ってきたら?」との提案を頂き、福岡のフェスに行くことにしていました。
そのことはこちらの記事で書いています。
とはいえあまり家を空けたくはないので当日入りの当日帰宅、始発便と最終便を予約し、福岡のフェスに日帰りで行くという狂気じみた日程を組みました。
そんな中、ANAから一通のメールが届きます。
いつもANAをご利用いただきありがとうございます。
○○様がご搭乗予定の
2018年9月2日(日) ANA 450
福岡(20:40) - 名古屋(中部)(21:55)
は、欠航になりましたのでご案内いたします。
ご利用のお客様には大変ご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。※変更のお手続きは搭乗予定日から10日以内にお済ませください。
※払い戻しのお手続きは搭乗予定日から30日以内(ANAウェブサイトでのお手続きは搭乗予定日から10日以内)にお済ませください。11日以降にお手続きをされる場合は、ANA国内線予約・案内センターにて承ります。
変更および払い戻しはこちらからお手続きいただけます。
http://rps.ana.co.jp/web/ncnv/uu/asm/all3216.php
※インターネットでのお取り扱いは一部制限がございます。
※変更および払い戻しに伴う手数料は申し受けません。※旅行商品に含まれる航空券の場合、お取り扱いが異なります。詳細はお申し込み旅行会社へお問い合わせください。
+---------------------------------------+
当メールは送信専用です。【お問い合わせ先】
マイレージクラブ会員の方 0570-029-767 / 東京03-6741-6683
上記以外の方 0570-029-222 / 東京03-6741-8800
[営業時間] 6:30-22:00/年中無休
思わず画像のような声が出ました。
台風とかの自然現象での欠航ならわかるんですが、まだ20日先の便がこんな時期に欠航するなんてこともあるんですね。
初めての経験だったのでどうしていいかわかりませんでした。
普通なら1本早い便か遅い便に振り替えれば事足りるんですが、この便に関してはセントレア行きの最終便、しかも私はフェスのバスとフェスチケットがセットになったプランを予約しており、一番早い帰りのバスに乗ってもこの便の時間がギリギリだったんですよね。1本早い便に乗るためにはバスをキャンセルして自力で空港まで行く必要があります。
なんかいろいろ考えることが多すぎて混乱してきたのでとりあえずANAに電話することにしました。
スポンサーリンク
プラチナデスクに電話してみた
今年は去年SFC修行をしたこともあり、ANAのプラチナステータスを保持しているので、メールにある普通の電話番号に電話するよりプラチナデスクの方がいい代替案を出してくれるのでは?と思いプラチナデスクに電話をしてみました。
ちなみにSFC修行って?という方はこちらの記事をどうぞ。
そしてプラチナデスクの電話番号はこちら。
0120-029-140 フリーダイヤル
0570-029-140 携帯電話等
ANAマイレージのアプリの「お問い合わせ」から調べることもできます。
プラチナ以外の方はメール内の電話番号の方に電話してください。
オペレーターの方とつながる前に、マイレージクラブの11桁の会員番号と4桁の暗証番号が必要になります。
デスクの方とのやり取り
「○○さまお待たせしました」
「あの、予約していた飛行機が欠航になってしまって、その日はとあるフェスのツアーバスを申し込んでいて早い時間の飛行機に振り替えるとバスが間に合わなくなってしまうのでいい方法ないでしょうか?」
「…少々お待ちください」
自分でもかなり無茶なことを言っているのは承知しています。すいません。
「○○さま、他社便になるんですが、20:05発の小牧空港行きをこのままの料金で振り替えということなら可能なのですが。当日ANAのカウンターに来ていただき、そこで他社便のチケットをお渡しする形にはなるのですが」
内心えっそんなことできるの?と思いました。
しかし、バスが空港に到着するのは予定通りだとしても19時40分です。道路状況で遅れる可能性もあります。そもそも25分でANAのカウンターでチケットを受け取ってJAL方面に向かうというのは心もとないです。
「うーん、バスがスムーズに到着したとしても25分しか余裕がないんですよね…」
「確かにその時間ですと厳しいかもしれませんね…」
宿泊して翌日に帰るという選択肢
「質問なんですけど、仮にこの日は福岡に泊まって翌日帰るとなるとやっぱり宿泊費は自腹になるんでしょうか?」
「いえ、その場合でしたら宿泊費は15000円までこちらで負担いたします」
え!?15000円も?
そうなんです。
悪天候などを除く、機材トラブルなどの理由による翌日への振り替えには宿泊費と宿泊先への交通費が上限15000円まで保証されるのです。
これはもちろん翌日へ振り返らなければいけない状況である必要があります。お昼の便が欠航してもよっぽど地方でなければまだ後の便がありますもんね。逆にその便が1日1便なら保証は受けられるはずです。
詳細は上のリンク先に書かれています。
宿泊費の請求方法
宿泊費はANAがそのまま払ってくれるわけではなく、後日清算となります。
なので15000円弱のホテルを自腹で予約し、領収書をもらって後でANAに郵送する必要があります。
請求には
・振り替え便などの搭乗を確認できるもの(搭乗券など)
・諸費用分の領収書(コピー不可)
※ 郵送された領収書などは返却できません。
が必要になります。ということは振り替え便だけは紙のチケットを発券しておいた方がいいですね。
そしてこちらに必要事項を記入し、ANAに郵送してください。
立替費用精算書(PDF形式/198KB)
https://www.ana.co.jp/dom/reservation/refund/expenses/pdf/180620/account.pdf
終わりに
今回は1日で帰る予定が2日になってしまいましたが、おかげでフェスも最後まで参加できてさらにいいホテルに泊まることもできて、さらに楽天トラベルで予約したので楽天ポイントももらうことができます笑(ちゃっかり楽天ポイント10倍の宿を予約しました)
欠航はたまに起こるものと認識していても突然自分の便に降りかかってくると慌ててしまいますが、落ち着いて対応しましょう。ANAのオペレーターに文句を言っていても事態は改善しないので、何が可能なのかを確認し、その中の最適解を選択するしかありません。
今回は翌日も休みを取っていたので正直ラッキーでした。そして今後同じことになっても冷静に対応できそうです。
禍を転じて福と為す。そう考えていった方が得ですよね。
追記
後日しっかりと振り込まれていました!
スポンサーリンク