最終更新日2017/8/23
ラピュタの道が廃止検討されているそうです。
市によると、復旧には工事用道路の新設や斜面を安定させる大規模工事が必要で、事業費は100億円を超える見込み。補助率の高い激甚災害の適用を受けても、市の負担は十数億円になるという。
同路線は地震前から毎年のように災害が起きており、市は将来負担も考慮して国の災害査定を受けないことを決定。事実上、復旧を断念した。
市は「地元の牧野組合員らが利用し、観光道路としても脚光を浴びていて残念だが、現実的に復旧は困難」と説明。ただ、国は地震に伴い阿蘇地域での土砂災害防止事業を直轄で行うことを検討しており、同事業で復旧できないか要望する考えも示した。
とても残念ですが、あの様子を見ると確かに復旧は難しいと感じました。
以下、以前に書いた記事です。
2度目の熊本で、もう一度来たいと思っていたところがあります。それが、「ラピュタの道」です。
2017年5月現在の状態
再訪はできていないのですが、Twitter経由で訪れた人の情報を載せておきます。
ラピュタの道はいまだ通行止め…… pic.twitter.com/jnjSJQn0vD
— えと (@endf1224) 2017年5月2日
ラピュタの道への入口。
— sasa (@sasararasa) 2017年5月5日
通行禁止...なのに人が入ってるしw pic.twitter.com/3erFnVCCjB
やはり通行禁止のようです。危険なので立ち入るのはやめましょう。
検索するとラピュタの道の崩壊している写真も出てきますが、通行禁止の場所で撮影されたもののようなので載せるのはやめておきます。
新たに崩壊するかもしれない場所に立ち入って何か起こってからでは遅いです。絶対にやめてください。
ラピュタの道とは
熊本県の阿蘇谷から北外輪山までの道路「阿蘇市道狩尾幹線」が「ラピュタの道」と呼ばれています。 それは、阿蘇盆地に雲海が発生するとまるで道が空に浮いているかのようになるためそのような名前で呼ばれています。
この記事や、画像検索で「ラピュタの道」と検索すると、ため息の出るような美しい風景をご覧になれます。
一応私が昨年行った時の写真も上げておきます。この日は曇ってて景色的にはイマイチでした笑。そんなこともあり、今回はいい景色が見れるといいなーと軽い気持ちで全然下調べせずに行ったのですが…
ラピュタの道の現状
さて。結論から言うとラピュタの道へは行けませんでした。現在はこのように、大きな土嚢のようなものが置かれ、通行できなくなっています。あの崩落の様子からすると、復旧には数年単位の年月が必要な気がします。
現地に行っても崩落の様子は確認できません。地震後の写真は以下の記事にありました。
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ミルクロードはドライブに最適
せっかくなので、ラピュタの道に向かう道中に通ったミルクロードからの風景を載せておきます。
緑が鮮やかです。
ラピュタっぽい雲
ラピュタの道の手前のスポットです。ここは車を無限に停められるスペースがありました。
ミルクロードは対面通行ができる道路で、ドライブやツーリングに最適です。ところどころに車を停車させられるスペースがあるので、写真撮影もできます。途中に牧場もあり、運が良ければ食事中の馬を見ることができます。
ラピュタの道へは阿蘇熊本空港から47分ほどで行くことができますが、現在は通行止め中です。写真の通行止めの所まででおよそ40分強といったところです。普通にグーグルマップで「ラピュタの道」と入れると出てきます。
このラピュタの道へ行くための道が途中からミルクロードという道になります。阿蘇の景色を堪能できます。阿蘇山に行くついでにぐるっとドライブしてくるのがおすすめです。
熊本、大分の1日も早い復旧をお祈りいたします。
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