ホテルを予約したけど急用や体調不良で宿泊ができなくなってしまった、そんな時に、宿泊予約の権利を売ることができる「cansell」というサービスがあります。
この記事では「cansell」の仕組み、そして実際に使えるサービスなのかどうかを解説していきます。
目次
cansellとは
Cansellとは、宿泊予約の権利を売買できるサービスです。
Can(可能)sell(売る)とキャンセルをかけてるんですね。うまいと思いますけどネット検索という面からするとあまりいい名前ではない気もします笑。
宿泊日が近いけどキャンセルするとなると、宿泊費の何%かを請求されることがありますよね。当日だと100%取られるのが普通だと思います。そこでこのサービスを利用すれば、多少はキャンセル料の足しになるのではないでしょうか。
出品方法も、ログインして予約確認メールを転送するだけだそうです。出品金額も自分で設定できるようです。
詳細はこちらで確認できます。
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実際に何割オフで売られているのか
しかし気になるのはどのくらいの価格で売られているのかということですよね。
公式サイトに実際に売れたホテル予約が載ってました。
この予約はなんと、81%オフです。当日出品されたものでしょうか。
沖縄でもかなりの高級ホテルです。52920円の予約が10000円になってます。
このレベルの出品があるのなら当日沖縄に飛んでやるという人もいるかもしれません。
出品数は?
では、実際にどのくらいの数のホテルが出品されているのでしょうか?上のような出品がゴロゴロしてるのでしたら大変なことですよね。
4/4現在の出品数は、なんと10件です。
全国で10件です。少なすぎではと思いますよね?
しかもその中から自分に合う条件(地域、宿泊日、人数)を探すともうピッタリの予約が出てくるのは宝くじに当たるより可能性低いんじゃないでしょうか。
先々の予約ならそれに合わせて予定を立てるということもできますが、宿泊日に余裕があるような出品は割引額もしょぼいです。だったら普通に旅行サイトで予約するわとなりそうです。
出品側にはメリットしかない
しかし、出品者側にはなんのデメリットもないため、とりあえずダメ元で出品したらいいんじゃないかと思います。
運が良ければキャンセル料の何割かは戻ってきます。出品したらSNSで告知したりするともっといいかもしれません。
売れた際の代金の受け取りも、Cansellが間に入ってくれるため、直接落札者とやり取りする必要は一切ありません。
まとめ
着眼点は素晴らしいサービスだと思いますが、全然世の中に認知されてないため、今はまだわざわざ探すのが無駄なレベルのサービスです。
しかしこのまま消えてしまうのはもったいないので、宣伝に力を入れてほしいと思います。
めちゃくちゃネガティブな記事を書いてしまいましたが、cansellはみんなが幸せになるいいサービスだと思うので、もっと知られてほしいなと思いました。
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